diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

うーん

この前さ、「明日、私は誰かのカノジョ」というマンガのこと書いてさ、

んで「花束みたいな恋をした」を偶然見る流れになったんだけど、

男女でのこの乖離ね。

(明日〜を描いてるのは女性)

 

私がけっこう感じるのは、サブカルとかコンテンツで繋がるのって、

まあ女性同士でもあるし、そっちはまあまあ問題ないんだけど、

男女だと、あんまり趣味が合うと続かないんですよ。

何故なら、少しの齟齬でもトラブルになりがちだから。

こんなに好みが合ってたはずなのになんで?みたいな、

期待がある分だけ険悪になると手がつけられない。

こういうのは何度も経験がある。

音楽の趣味が合うからって、それが良好な関係を保証してくれるわけでもないとかね。

むしろ最悪のケンカに発展することもあるから。

あと、そういう話でつながったところで恋愛にはなりにくい。

それと性欲とは割と別でしょ。

自分であれば、たとえ付き合っても2、3ヶ月で終わると思う。

実際そんなことあったし。

結局、サブカルの話でそんなに長い時間持たすのはかなり無理があるんですよ。

5年も続いたことの方がむしろ驚異的だよ。

持たせるためには差異が必要なの。

お互いの知らない部分がたくさんないと、話ってすぐ尽きるのよ。

こんなの、あえて付き合わなくてももうわかりきってる話だけどね。

 

でさ、それって本人たちはもう、うすうすわかってんのよ。

しかもあの映画ほどいろんなことが似てたりすると、

かえって嫌な予感して距離置くこともあると思う。

付き合うのは仕方ないというか必然でもあると思うよ。

でもそのままそれが続くかといえばまた難しい問題で。

 

たださ、別れるという雰囲気になった後に、

「実は○○では引いてた」とか言うのは反則だと思った。

そういうの汚いよね。

その場でただ合わせてただけと後で言われるのは私は大嫌い。

そういうのは墓場まで持っていって欲しい。

サブカル好きとしては、好きでもないものを表面だけ合わせられるのは我慢ならないんですよ。

特に興味がないなら、「いやいや付き合ってます」というふうにちゃんと言ってもらいたい。

それに、「だったらこの二人、初めから好みがぴったり合ってたわけでもないじゃん」となり、

かなり興醒めしたよね。

そこはストーリー上、割と重要だと思うよ。

 

あと私が違和感あるのは、この二人が別れた理由が、

そういった好みの齟齬というわけでは全くなく、

むしろ女性の方はサブカル女子のままそれを維持し続けていたのに、

男性側が彼女のために働いて、

社会性を身につけようとする過程でカルチャーを享受する余裕がなくなる、という、

まさかの展開。

私にしてみたら、結婚するならこういう人だと思うんだよね。

どちらかといえば、サブカルへのこだわりをいつまでも捨てられないのはむしろ男性で、

女性の方がさっさと現実に馴染んで結婚しようとするじゃない?

妊娠のリミットとかもあるし。

それを後押ししてくれる男性なんてむしろありがたいよ。

めちゃくちゃできた男だよ。

それが別れへとつながったことが、私から見るととてもリアルには思えなかった。

普通は、結婚しようとせっつくのは女性の方で、

いつまでもはっきりさせないで子供のままでいるのは男性なんですよ。

だから「なんて素晴らしい男性だろう」と思ったわけ。

しかも元々イラスト描いてて、サブカル好きだし、

一回社会にのまれて感性が鈍ったとしても、

元から何にもそういうのがわからない人と違って素養があるわけよ。

だから、たとえ年をとっても、

同世代的なそういう話ができる相手というのはとてもありがたいよ。

その上頑張って働いて食わせようと努力してくれてるわけだし。

だから絹ちゃんは、この人とヨリを戻すべきだとすら思う。

 

一方、「明日、私は誰かのカノジョ」の方は、

もうひたすら現実を生きるのに必死で、

カネだけが安心感を与えてくれるという、身も蓋もない話なのに、

こっちの方がはるかに身につまされる話だった。

そっちがいいとは言わないよ。

でもフィクションとして見るなら、こっちがやっぱ断然引き込まれるよね。

なんかさ、東京に実家があって特に金に困ってない学生と、

奨学金で大学行っててパパ活してる学生の世界の違いというかね。

サブカル云々とは人生の重さが違う気がする。

実はさ、今イライラしている音声チャットの女も、

実家が東京で、甘えまくってるくせにメンヘラとかいうのが許せないんだよね。

悩みの内容とか聞いてもしょうもない。

あんなのがのさばってるとか、本当にどうしようもないよ、ネットは。

誰かがへし折って欲しいよ、あの女の鼻を。。