性懲りもなく調べていたら、意外にビンゴだった。
エレファントマンが見た芝居はやはり「長靴をはいた猫」でした。
私が保育園の時に出た劇は、
「ブレーメンの音楽隊」で、にわとりの役だった(汗)
といっても、昨今のコスプレみたいなリアルなもんじゃなくて、
にわとりの顔の絵を描いて、
細く切った画用紙で輪っかをつけて頭にかぶるという簡易的なかぶりもの。
まぁこれでも十分表現できるんだよね。
演劇というのは自由度が高くて、
たとえば大竹しのぶが10代の少女を演じたように、
メイクや服装などで「少女ですよ」というのを表現できさえすればいい。
何故なら、服装などは、
その人の属性を表す「記号」なので、
リアルに少女でなくても十分なわけ。
歌舞伎なんかもそうだと思うけど。
あんまり近くでまじまじと見るものではないので、
それが「何を表しているか」がはっきり伝わることの方が重要なのではないかと。
それに比べ、映画やドラマはそういうわけにもいかない。
しかも、物語の中身より、
俳優の顔がきれいとか服装がおしゃれ、
仕草がかっこいいなどのことに価値が流れていく。
リアルでありさえすればいいわけではないのはそういうところ。
ブレーメン~に至っては、
本物の動物を使うわけにもいかないのだから、
いっそうお芝居やアニメや絵本でないと表現しづらいということになる。
どうでもいいけど、ああいう話にロバってほんとよく出てくるよね。
けど私は多分、ロバを実際にはほぼ見たことがない。
ラクダとかは動物園によくいるけど、
ロバって。。
欧米ではたくさんいる動物なのかなあ。