diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

んー。。

「終わらない日常」について書いてたので、

昔借りパクされたままになってた宮台さんの例の本を買い、

あらためて読んでみてたんだけど。

 

宮台さんは、サリン事件を「地下鉄怖いよねー」で済ますギャルには、

比較的肯定的な態度だけど、

「終わらない日常」については、全然ポジティブな意味ではなかった。

まぁハルマゲドン幻想とかそういう感じよね。

「こんなつまらない世界、早くなくならないかな」という。

 

けどやっぱりさ、そういうのは、

やっぱり特殊な思想だとあらためて思うかなあ。

終わらない日常では、

「モテないやつは永久にモテない、いじめられっ子も永久にいじめられる」

みたいに書いてあったけど、

そこまでのディストピアじゃないと思うよ。

「金もないし顔も頭も悪いからモテない」とか言うけど、

そこまで人ってまだ腐っていないというか、

個人の性格とか、内面に左右される部分も多々あると思う。

人間性っていうか。

そういうものこそ、外側からわからないし、

けど、内面が行動を左右するし、

そのことが人生や人間関係を左右する部分もかなりのものがあると思う。

必ずしも「コミュニケーションスキル」とかそういうことじゃなくても。

東京にいると、見た目のちょっとしたことで、

モテるモテないの全てが決まってしまったりするんだろうけど、

結局関わり方が貧しいと言わざるを得ないよね。

もう少し深く突っ込む、あるいは長く人と付き合わないと、

真の関係ってなかなか築けない。

 

個々の人の人生を見ると、

「終わらない日常」の一言では済ませられない要素が多大にあって、

しかも、退屈な日常が続くのであればむしろラッキーかもしれない。

案外とんでもないトラブルなんかも少なくないし。

「退屈さに耐え切れない」のは、一部のエリートとかインテリじゃないのかな。

少なくとも自分の地元では、

そんなことで日常に倦んでいる感じの人は見当たらない。

みんな、退屈で何の変哲もない日常に、むしろ安堵感を抱いているように思うし、

「日本が一番いいよね」みたいな安定志向の若者も増えてる気がするし。

 

社会学とかやっていると大変そうだな、と思うのは、

人や社会をそうやって一般化しないと語ることができないところで、

そうやって語る必要さえなければ分析もいらないしむやみに絶望もしない。

人なんて結局一般化はできないし、

しかも、刻一刻と考え方も行動も変わっているのだから。

今言ったことが次の瞬間には古くなるようでは、

語ることの意味もかなり薄れてしまう。

もともと自分には、理屈でどうこうするのは向いてないんだけどね。

 

サブカルチャー神話解体」も、初めて買ってみたんだけど、

分厚いのでまだ手つかず。。

ふむー。。

少し前テレビで見たんだけど、

どこかの会社というか、工場みたいな職場の話で、

社長か誰かの方針で、「自分が嫌だと思う作業は、してはならない」

としているとか言ってたのね。

で、休むときの連絡さえ、会社にしたらダメという。

あくまで来たいときに来て、したいことだけやれと。

 

探してみたら記事ありました↓

toyokeizai.net

 

そんなことでは仕事が回らないだろう、という気がするけど、

案外、やりたいことってかぶらないと言ってて、

なんかそこはうまいこといってるんだって。

 

仕事ってさ、どうしても生きるために避けられないものなら、

極限までストレスを減らすべきだと私は思うので、

そういう会社が存在するってだけでなんか希望になるなあ。

だって、仕事でストレスがなかったとしても、

生きててストレスがゼロになんかならないでしょ。

家庭内にも大抵軋轢はあるし。

だったら職場くらい、みんな大人なんだから、

気持ちよく仕事して終われるようにした方がいい。

8時間とか時間を割いてるわけだから。

「苦痛に顔を歪めて当然」「苦労しなければお金もらえない」

とみんな思っている感じするけど、

苦労なんて、わざわざ買わなくても、生きているだけでけっこうしんどい。

生きるために労働が必須っていうだけでもうすでに苦痛だよ(汗)

会社に行くために公共交通機関に乗るのも苦痛、

家でご飯が食べれなくて無駄に昼飯を買わないといけないのも苦痛。

だからこそ、つまらないストレスはなくすように努めるべきだと思う。

無断で休めというのはけっこう衝撃だけど、

私も会社にあんまり腹が立った時は、無断欠勤を続けて辞めたけどね。。。

 

クールビズとかもねえ。

醜悪だよね。。。

あと、LINEとかで連絡するのも非常識とか。

私さ、LINEみたいなのが一番役に立つのって職場だと思うよ。

休みの連絡とか、するだけいいじゃん。。

 

私はさ、人がたまに休んでくれるのもけっこう好きなんだよね。

「どうしてもこの人がいないと、仕事がわからない」

となると、いてもらわないと困るけど、

ほぼ9割以上そういうことはないじゃん?

で、その人がいない空気で、けっこう必死で仕事するのって新鮮だし、

別に、邪魔だから来ないでっていうのとも違うし。

そもそも、人間関係でいちいち神経すり減ってたら、

仕事に集中できないよ。

たまに広々した空間で仕事するとめっちゃはかどるし、むしろハイになる。

 

シフト制の職場って、毎日全員が揃ってないから、

そういうのもけっこう楽だなあ。

前に洋服の販売してたときとか、お昼は大抵一人で行ってたし、

つまんないランチタイム症候群みたいなのもなかった。

たまに同期の子と一緒に食べるくらいで。

昼飯時まで周囲に気遣うとか、バカの極みですよ。

こぢんまりした職場で、昼休みは人がいなくなるっていうのもいいよね。。

とにかく固定化した雰囲気に縛り付けるようなのが一番よくないし、

バカげてる。

誰が得するんですか?っていう。。

うーん。

今↓で書いたようなことは、さまざまな業界に蔓延しているような気がする。

政治ですらそう。

「こういうふうにしなさいよ」と教えるだけでいっぱいいっぱいで、

んで、そういうことを、社員と派遣でわちゃわちゃやってりゃ、

毎日なんとなく時間は過ぎるだろうけど、

本当に商品をよくするとか、システムを使いやすく変えるとか、

根本的な改善には全くと言っていいほど手がつかない。

そりゃ物事悪くなるよ。

何のために働いているのかと言いたくなる。

 

つまらないことのようで、

ちょっとしたことにすら意見を言えないって、

やっぱ息が詰まりますよ。

私はさ、「執務室に携帯持ち込むな」とかもナンセンスだと思う。

「携帯で、個人情報などの写真を撮ったり、

情報漏えいにつながることはするな」と言うだけで充分。

そもそも仕事中に使う暇もないし、

電話かけるとしたら部屋から出るし。

そんだけガミガミ言っておきながら、

社員が普通にスマホ持ち込む会社があって唖然としたよ。

なんで社員なら情報漏えいしないって言い切れるの?と。

教育の際にスマホを使うときがあったから、持ち込んでたんだろうけど、

毎日、常に机の上に置いとく必要はないでしょ。

派遣が同じことやったら、下手すりゃクビだよ。

 

同じフロアの隣の席で、そういう差別があるだけでも、

あほらしくってやってられない。

もうそういうのしんどい。

違う階のロッカーに立ち寄って荷物置いて、

きったねえビニールバッグに私物入れて、とかしんどい。あほくさい。

んでロッカーのカギなくしたらクビとかも言われるしさ。

 

前にも書いたけど、ダイヤル式の鍵って、

必ず10人のうち3人くらいは「開かなくなりました」ってやつが出るんだけど、

あれなんなの?

呆れる。。

荷物をロッカーとかに預けるのが強制のとこはもうしんどい。

無駄な時間が多すぎる。。

んー。

何かちょっと、書いてて消化不良なとこがあったので、

補足してみると。

 

結局、電話の仕事って全部が全部マニュアル頼り、

スクリプトっていう台本みたいなやつ頼りで、

自分の判断での応対とかはほぼ許されていない。

そこらへんがくだらないと思うんだよね。

私が辞めた理由って、ほとんどが、

「フロアにいる管理者がクソ」ということで、

客とのやりとりが辛いとかじゃほとんどなかった。

 

クライアントから受けた仕事だから、

向こうの意向に従わなくてはならない、との空気が強すぎて、

管理者なんかも、「この通りにやれ」と教えることに必死、

スタッフも「どうやればクライアントの意向に外れないか」の確認に必死で、

ほとんどそれで労力を使い果たしていると言ってもいい。

 

だから私が言うんだよ、

「あんなものは頭使わない、大した労働ではない」って。

たとえ、めんどくさい客をうまくあしらえたとしても、

それが「決まったルールとは違う」というだけでいちゃもんをつけられたり、

「うまく機転利かせましたね」みたいな評価はほとんどされない。

とにかく「こっちの言うとおりにしろ」という感じだから、

そんなんではやる気も起きないし、

応対を良くしようという気にも全くならない。

たとえ間違っていようが、上の言うとおりにしろという感じだから。

こういうのこそ、自動応答のできるAIとかとっとと開発しろよと思うけどね。

人間がやる意味ないし、

病むとするならそういうとこだよ。

 

だからあんなものは、仕事しているとは言えないよ、

厳密に言えば。

肉体を使って従わされているだけ。

まぁ、要は社畜、奴隷の最たるもの。

電話の仕事はヘヴィなんだろう、と以前は思ってた。

でも全然違うの。

なんか、かかってきた電話に「ここに電話して問い合わせしないでください」

とあしらうだけだったり、

理不尽な応対もあるし、

全てにおいてきちんと言うことを聞ける「いい子ちゃん」でありさえすれば、

そこそこ評価される、バカみたいな仕事でしかない。

 

そこに何故誰も文句を言わないのか、

疑問を持たないのか、ちょっと困惑するし、

こんなことを続けているからなんも進歩しないんだとつくづく思う。

職場のドレスコードとかもさ、くだらないんだよ。

いちいちそんなことを指導せずに、非常識なかっこしてきた人間にだけ、

個人的に注意すればいいだけのこと。

全員の時間使って言うことかと。

小学校か。

 

あほくさ。。

はぁ。。

また。。。

性懲りもなく電話の仕事に行かざるを得なくなったけど。。

 

ああいうのってね、営業電話とかでもない限り、

けっこう誰にでもつとまると思いますよ。

人に会うわけでもないから、服装や見た目も問わないし、

個人情報を毎回どうこうする問い合わせでなければ、

さほど難易度が高いやりとりはないし。

それに時給だって別に特に高いわけではない。

そのことからも、大した労働ではないというのはわかるというか。

 

電話というだけで、クレーム処理とかのイメージ持たれるけど、

私自身は、明らかないたずら電話以外のクレームは受けたことがほとんどないし。

まぁそんなに長期間やったわけでもないんだけどね。

 

ぶっちゃけ、メディアで放送した後、一斉に電話が鳴りだすのを受ける、

んでほぼ1日鳴りっぱなし、っていうのを短期間でやって以来、

電話を取ること自体に緊張とかほとんどなくなったし、

扱う商品によっても、けっこうゆるい現場もある気がする。

かかってこない日は全然かかってこなかったり。

携帯のキャリアとかは、本人確認とかめんどくさいと思うし、

定期購入のものを勧めなきゃいけないやつとかもプレッシャーだと思うけど、

1回で終わる対応なら大して緊張もないというか。。

応対も記録しなきゃいけないけど、

なんかそれで時間稼ぎみたいなとこもあるし。

 

なので、ああいう会社が、

やれ「やりがい」だの「応対でこういうことがあって感動した」

だのの教育をすることがすごく鼻につくのと、

マナーが身につく的なこともあんまり言わないでほしい。

そんなに言うなら時給上げれば?自社で電話受ければ?

ってほんと思うよ。

 

それとさ、結局、

「現場が和やかで楽しければいいじゃん」

という感じに陥りがちで、

それでスキルも身につかない、緊張感もない、

というふうに、適当な雰囲気に流れていくのもどうなのかなと。

本気で仕事の質を上げたい、手間を省きたいと思うなら、

考えることめっちゃあると思う。

コンプライアンス研修とかやって、

SNSや2ちゃんに書き込むな!!」とかすごい言うし、

言うまでもなくPCでネットは禁止とかなんだけど、

そこらへんをもう少し、やたらガミガミ言うのではなくて、

スマートでレベルの高い雰囲気にすればいいのにと思う。

 

私はああいう職場で、私物入れるのに使わされる、

「透明ビニールバッグ」に憎悪を感じる。

だいたい汚ねーもん。

毎日、違う誰かがさんざん使ったやつの使い回しで、

それに私物とか入れるんだよ。

今回はもう、あのビニールバッグは絶対使うまいと思う。

ほんときったねーわ。

どうせ私物持ち込めないから、持ち込むのはお茶だけとかにして、

絶対に洗いも消毒もしないあのクソバッグは触らないようにしたい。

つうか自分専用のやつの配布もできないの?と思うよ。

新品買ったって100円くらいだろあんなもん。

買えって言われれば買うわ。

本当に、さんざん他人が使ったもん触りたくもないんだよ。

 

その程度の改善もできないっていうのがね、

レベル低いって。

取っ手がちぎれたり破れたりしたバッグもけっこう多いし、

誰が使うんだよあんなの。

 

行く前からもう、とっとと辞めたいね。

ああいうのだけでも、もう軽い人権侵害に感じる。。。

そこに自分の意見を差しはさむ余地もないんだから。

それで進歩すると思う方が間違ってるわ。。

んー。。

今日、「東京β」という、速水健朗さんの本が来たんだけど、

うーん、悪くはないけど、

誤植がやたら多くて戸惑ってしまった。

 

今ちょうど、「男女7人夏物語」と「秋物語」を続けて見ていて、

それに言及してあるというので読みたかったんだけど。

 

夏物語に出てくる隅田川沿いは、晴海とか行くときに何回か行ったけど、

清洲橋は多分通ってない。

さほどきれいな川というわけでもないし。。

それよりも海を見たい感じ。

晴海トリトンとかは好きだったなー。

あのへんけっこうオフィスもあるんだよね。

ただ、自分が住むというイメージもなく、働いたりという縁もなかったので、

特に何というイメージも思い入れもないんですが。。。

でも嫌いじゃないな。

あの当時の恋愛のあり方を見て驚くというのはけっこうあった。

いつもだいたいみんながもめているというのもすごいなあと思うし。

 

今は秋物語を見ているんだけど、

何故に川崎?木更津?という感じですね。

で、秋物語の方は過去にちゃんと見ていなかったらしく、

「あれ?こんな展開だったっけ?」という感じばかり。

 

「東京β」を読んでいると、

宮台さんの著書を読んでいるときと同じで、妙に寒々しい気持ちになって。

東京に対するイメージが、岡崎京子のマンガのように、

絶望感がつきまとっている気がして。

けど、私が思い出す東京って、なんかあの空気感好きなんですよ。

まともにみんなが、なんらかの考えに基づいて動いている感じがあるし。

物理的に、乾燥していて、少し北に近い東日本の空気も好き。

今はどんな鉢植えを買っても枯れてしまうんだけど、

東京ではけっこうお花を植えて育ててたし。

意識的に自然を大事にしている感じとかも自分に合う。

まぁ私は、だいたい東京の郊外に住んでたし、

割といなかだったんだよね。

 

東京駅は何度も行っているけど、

意外と晴海とかがそっち方面というのは全然気づいてなかった。

新橋、汐留、芝公園あたりは、働いていたのでけっこうなじみがある方かな。

私は東京タワーに何の思い入れもないので、

岡崎京子の件はぴんと来ず。。。

まぁ、「リバーズ・エッジ」とか読み直そうとは思っているけど。

 

あんまり消費とかに必死にならず、

のんびり暮らせるなら東京もいいと思うけどね。

いろいろ考察とかしていくと、なんとなくネガティブな気持ちになるし。

ちょっと変化が激しすぎるからそうなるのかもしれない。。

んー。。

なかなかちょっと、難儀だなと。。

 

ミサイル通過の件は、私の地域は一応関係なく、

アラートも鳴ってないんだけど、

それでも緊迫感があったことは確か。

この前の早朝に速報が流れた時も、

「死を覚悟した」と知人は言っていたし。

あと、近年地震でけっこう揺れた地域なので、

そのときも覚悟をしたよね、一瞬。

 

やっぱ、反射的に恐怖を覚えるのは正しい反応だと思うんですよ。

それがないと行動につながらないから。

「どうせ脅しでしょ」というのがあまりに叩き込まれるのも、

いいこととは思えない。

 

宮台さんが言っていた「終わりなき日常」というのは、

実際にはポジティブな意味で使われてたと思う。

電車でサリンがまかれても他人事で、

「怖いよねー」の日常会話で終わらせるコギャルなどを、

「むしろそうあるべきかもしれない」と評価していた気がする。

 

けど、あのときとはもう状況が違う。

あの頃は、社会が固定化していて閉塞感が凄かったし、

高度成長期~バブルから続く安定感がまだどこかにあったので、

「終わりなき日常を生きろ」などと言って済ますことができてた。

というか、そうやっていろいろなことをやり過ごす「スルースキル」

みたいなものがないと生きるのがきつい、という話だった。

 

現在はトランプが大統領になり、実際にミサイルも飛んでくる状況になって、

そういう平和ボケはもはや許されないと思う。

それを、「シンゴジラだってどうのこうの」

などと言って済ませられる人の気が知れない。

 

最近になって、少しでも変なことがあると、

さっさと仕事を辞めていた自分が、

もしかしたらそれなりに正しかったのかもしれない、

という気がするようになった。

もちろん全部がいいわけではないと思う。

でも、日常にのまれることは本当に怖い。

そういうのって、平気で10年、20年、時間をドブに捨てることになるんだよね。

日常に流されて、ボサッと雑談をしているうちに、

そのくらい平気で経ってしまう。

 

若いときは無駄に焦っていたし、

そういう、「日常に流されるのが怖い」という思いが強すぎるあまり、

わけのわからないことをけっこうやって、

しかも何も実らなかったことばかり。

ただ、そういった感覚は別に間違ってはいないと思う。

あまりにも周りと馴れ合って、

「この日常がいつまでも続く」とあまりに思い込むのは危険な気がする。

「自分だけは大丈夫だろう」とかもね。

 

「だったら何ができるんだよ」と言われるかもしれないけど、

とにかく、日常に埋もれ過ぎて、

他人の気持ちとかどうでもよくなるようなのは怖い。

本当を言えば、雪で危険な道を無理やり歩いたりしてまで、

仕事とか行かなくていいと思うよ。

そういう感覚にこそ恐怖を感じる。

会社行かなかったら殺されるのかと。。。