細かいことは別として、感覚としてはすごくわかる。
派遣の私がこの前渡されたのは、
「締め日にFAXするタイプの手書きのタイムシート」。
下手すりゃまだXPとか使ってるもんね。。。
で、PCで打刻するタイプのものになると、
それの「使い方」を、懇切丁寧に説明したりしてくるけど、
わからないときに教えてくれればいいだけなのに、
一大仕事のように説明してくるのでこっちは戸惑う。
(このFAXの話は、マイケル・J・フォックスの発言と関係あるのかな)
カセットテープは一般にまだ需要があるし、全然小バカにする気はないし、
クリエイティブな場のアナログ需要というのはかえって増えてるように思う。
けど、一般企業にこのノリが持ち込まれると迷惑。
メールのツールもだいたいけっこうくだらない。
グループウエアもまるで使いこなせていない。
いまだに「電話応対」の能力が「コミュ力」のような評価でのさばる。
まあ、手書きでFAX使うからってそこがWordを使ってないと決め付けられないけど、
とりあえず、すでにメールツール自体も不要な気もする。
で、そういったツールを「これで送れ」と上司が指示したり、
取引先の都合などで送れないとか、「受け取れない相手にこれは失礼」
とか、そういった気を遣うことによって最新にできない事情もあるのかもしれない。
けどまぁ、さすがにXPは酷いと思うけどね。。。
この感覚は、もう本当に昔からあって、
「何故会社で、自宅よりスペックの低いクソPCで仕事しないといけないのか」
というバカバカしさを感じたことは少なくない。
ここに書いてあるように、「届いたFAXをいちいちそこまで取りに行く」
「それをあて先の人の机まで運んであげる」のが一大仕事で、
それをする女性が「よく気のつく人」という感じに見られて、
「仕事できる人」という雰囲気で普通にのさばったりもしてるし。。。
もし、こういったことを一掃するとしたら、
何を自分の「スキル」と言うべきなのか、分からなくなる人も多そう。
どんだけハイテクでも、人間関係悪いのもいい会社とは思いづらいし、
実際、ITの会社にはとんでもない人もけっこういたりもするし。。
ときにはカーボン紙を敷いて請求書を複写している会社、
会社名を一枚一枚ゴム印で押す会社もいまだにあって、それが一大暇つぶしにもなってるんだけど、
「これって会社なの?仕事なの?」と錯覚する瞬間もしばしばある。
ものめずらしいものが好きな、文具マニアにとっては面白い会社かもね。。
すごい究極的に思うのは、
本当は、オフィス作業では「コミュ力」とか割とどうでもよくって、
少ない人手で淡々と電話を受けたりしているのであれば、
意外とみんな仕事できるんじゃないの?と思うんだよね。
「周りの人に内容を聞かれるのがいやだから電話苦手」
という人はけっこういるように思う。
そういった感覚を尊重して、パーティションを作るなり、
電話自体減らすなりすれば、仕事はかどるんじゃないかなーと常に思う。
「電話は新人の仕事だろうが!」
「とりあえず受けろ!」とか脅してくる会社多かったけど、
もし電話がなくなったらこんな恫喝無意味だもん。
電話機って複雑で、外線と内線がごちゃごちゃにかかってきたりとか、
保留にしようとして切れるとか、使いにくいものも多いし。
で、そこに教えてくれる人もいない、聞きづらい人しか居ないとなれば、
電話取りたくなくなると思う。
てか、電話かけんのやめろよもう。。。。
LINEで聞けLINEで。。。。。。。