diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

はぁ。。

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うーん、まぁパラリンピックの担当になったのはちょっとあれかもしれないけど。。

ここまでネットで騒ぎになると動揺しますね。。

 

人の人生、意外とどうなるかわからない、と思わされることがあるけど、

最近一番思ったのは貴乃花かなぁ。

若い時、あんなにも順風満帆に見えた人が、ほとんど何も残ってないというか、

今のようになるとは予想もできなかった。

で、最近小沢君が不倫疑惑で騒がれた直後に小山田君のこれですよ。

まぁ何度も言うけど、なんで五輪の担当に起用したかってのもありますけどね。。

 

フリッパーズが話題になり、活躍したのって、

1989〜1991年くらいのほんの2年程度なんだよね。

昔の流行ってこんな感じだった。

おニャン子クラブとかも2年くらい。

でものちのちまで多方面に影響を与えてるのがけっこうすごい。

フリッパーズもそんな感じで、当時は無敵な感じだったよね。

今叩かれている記事もなんとなく知ってはいたけど、

殊更それについてどうこうという気もなかった。

雑誌とかには載りまくってたと思うけど、到底全部追いかけるのは無理だったし、

そこまで熱いファンではなかった。

というか地方民は蚊帳の外というのもあったしね。

 

ただ、ロッキング・オン・ジャパンでもかなり熱く取り上げられていたので、

なんとなく「至高のバンド」という感じになり、

あっさり解散したことで伝説っぽくもなり。

正直言って、オリーブもそれなりに見てて、という程度の人間には、

彼らの音楽的なすごさは本当には理解できず、

まだバンドブームの影響も冷めやらない頃に突然渋谷系が流行ったりしたから、

何かよくわからないままに、「とにかくすごい人たち」という雰囲気を刷り込まれ、

そのことに苦しみもしたしね。

他の追随を許さないセンスと洞察力を持ったバンド、という感じだった。

 

果たして、その当時のいじめ告白が、

五輪にこんな風に影響してくるとは、本人も予想もしなかったと思うよ。

割とすんなり辞退とかしそう。

まあ、そんなものを掲載する雑誌もどうかとは思いますが、

そういった過去を持つ人がボッコボコに叩かれるのが当たり前になってしまった今、

同世代でこの人をボコボコに叩ける人ってあんまいないと思うんだよね。

そういった難しい局面を突きつけられてる。

これまでは、ネットでのそういう騒動を、ぼんやり見ていれば良かったのが、

なんとなく受け入れにくい感じに直面して、

自分が否定したくない人がそういう感じになった時、どうすればいいかという場面に晒されてる。

まぁさ、やっぱ叩く気にはなれないし、謝罪しろとかも言う気にはなれない。

ただただ、人生はわからないものだ、という感じですね。

あんなに華やかで、向かう所敵なしという状態だった彼らが、

今更になって叩かれだすという不思議さを、どう受け止めればいいかわからない。

ただ私は、フリッパーズ後のオザケンの王子様状態はあんまりよくわからなかったし、

どこまでもついていって尊敬します、ってほどでもなかった。

ぶっちゃけ王子様路線には「どうしたの?」という困惑しかなかった。

「犬は吠えるが〜」のアルバム以外の曲もそんなには好きじゃなかったし。。

彼なりに必死だったのかもしれないけど、自分の中ではフリッパーズで終わってたかな。

 

ま、小山田君は辞退とかすればいいと思うけど、

今後ずーっと「いじめの人」とだけ言われ続けるのかと思うと、

心底人生は生きてみないとわからないという感慨を覚えますね。

この期に及んで、拭い去れない大罪を犯したみたいになってて、

ヤフコメもTwitterも、絶対許さないぞみたいなコメントで溢れてるからね。

これどうにも挽回難しいでしょ。

今後音楽系のイベントとかにも出れるのか心配になるレベルだよ。

ただ、彼らの全盛期を知らない世代から好き勝手叩かれるのは、

ちょっと複雑な気持ちにはなるね。

相手が誰であろうが、一律に叩くもんは叩く、というのは、

平等かもしれないけど、なかなか受け止めるのはきついことで。

自分が今まさに好きなアーティストが、過去にそういうことをしていて、

公に言っていないだけだとすれば、みなどう思うんでしょうか。

それでもボッコボコにぶっ叩くんでしょうか。

人なんて実際は何をしているか、何を考えてるかなんてわからないよね。。

 

ただそれにしても、当時の彼らへの評価が正しかったのか、

絶賛した人や雑誌に掲載した人にまで責任が及んでいるような気がする。

RADの野田君まで叩かれている時期だから、

もはやどうしようもないことなのかもしれない。。