この記事内に、「最も幸福なのは未婚で子供のいない女性」
という記述があって、けっこう驚いたんだけど。。
いまだにテレビなんかでは、
未婚・子なし女性を「結婚できない非モテ」「悲惨な人生」
みたいに決めつけて、憐れんだり揶揄している感じもあるので、
他人目線を排除すれば、自分は最も幸福な部類に入るのかと。
まあ普通に他人目線しかない社会に生きていたら、これは成立しづらいと思うけどね。
私はこの記事は、多分女性だからなのか割と面白く読めた。
今も職場にいるの、「少しでも人の役に立つことを目標にしている」
みたいなことを公言するオッサン。
この人は普通に結婚もし子供もいるらしいけど、
意外とやることがないんだろうね。
うちの父親なんかも、公務員だったけどなんかちょっと早めに退職して、
でもやることなくてブラブラしてるんだよね。
この人たちは、独身でいることで世間からやいやい言われることからは解放されても、
結局暇そうにしてそんなに楽しそうでもない。
姉が一時期父親を壮絶に嫌っていて、私も父親に関わることを良く思われなかった余波で、
いまだにろくに話もしないし、
（最近は姉が母親を嫌ってて、味方につけるために父親を丸め込んでいる模様）
客観的に見て「この人は何が楽しいんだろう。主体性もないし。。」という感じ。
家族で過ごすときにいろいろめんどいのは家事の問題ですが、
妻がしっかりしていると、だいたい全部やってしまうじゃない？
そうなると男は本格的にやることないよね。
ブラブラして酒を飲んだりとかし始めてしまう。
なのでやることがあり、しかもそれを周囲に自慢したり、
無理にわからせたりしようとしないでいてくれたらけっこういいのかも。
一人でいると、このようなくだらない自慢話や人の悪口などは、
「言う相手がいないから言えない」という感じになり、
けっこう精神的には自立せざるを得ないのよ。
なんかさ、常に人と群れていると、自慢話ですら、
「いいじゃねえかよ～ちょっと自慢するくらい～」といった、
わちゃわちゃの材料として案外許し許されてたりするけど、
基本的にしょうもないですからね。
母親は、退職後に始めた趣味でいろいろと表彰されたりしてるんだけど、
賞状とか飾ってあってもどうリアクションしたらいいかわからない。
それを普通の人は、「お母さんすごいじゃん。
嘘でもいいから褒めてやりなよ」とか言うんだろうね。
私自身の人生を全く認めず、
自殺願望が高まった時も、
婚期を逃して泣いて錯乱しても、目の前で私を完全無視した相手を、
誰がそんなことで褒めようと思うかね。
だいたい褒める義務なんてねえぞ。
別に無視とかはしませんが、わざわざ喜ばせようと褒めたりはしないですね。
自分は特に、「最も幸福なカテゴリー」とかは思わないけど、
ただ、既婚・子持ち等の人々に比べて、
お金や人間関係等、何も持っていないので、
その分他人にドヤったり上からものを言ったり、
人を見下したりといった心境にならないで済むのは良かった気もする。
あと、子供や家庭の話ならなんでも聞いてくれると思ってる、
傲慢な女って多いけど、うちら共感できないから、
そんな話をされても困るんですよ。
まあ話にはよるんだけど。
昔はもっとひどかったけど、最近は独身者が増えたせいなのか、
そういうしょうもない話で疲弊させられることがあまりなくなってほっとしてる。
そもそも、そういう女性が多くいる、
一般的なところではもう自分は働けないから、
平和に世間話するような人たちと関わりがあんまないんだよね。
前の職場で、そういう平和な主婦がけっこういたことがあって、
「自分は一般的な人間だから、自分の話は人に聞いてもらえて当然」という態度が恐怖だった。
自分は人並みに生きていると思うとそうやって傲慢になっていくんだろうね。
独身でいるのは辛いといえば辛いけど、
そのような鈍感な人間にならなかっただけでもよかったという気がしますが。。
