diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

おぉ。。

「凪のお暇」遂に最終回まで見終わった。

 

私は、出ていた役者みんなけっこう好きなんだけど、

高橋一生がイケメンだとか中村倫也がセクシーとか、

そういうドラマではないということは、予告を見たときからすでにわかっていたことで。

もっとメンタルをやられるドラマなんだよ。

だって凪も慎二も、機能不全の家庭に苦悩する、

要は「アダルトチルドレン」であり、

友達の坂本さんはスピ系のヤバイ人だし、

ゴンはメンヘラ製造機だし、

みんな、都会ではよくありがちの心に闇を抱えた人。

だからこそ、慎二は凪をまっすぐに愛せないし、

凪の方も慎二をマウントの道具として利用する。

 

こういうテーマが初めから横たわっているドラマに対して、

やれ高橋一生がイケメンとか騒げないよ。

この人のモラハラに何度心をやられそうになったか。

凪の母親の毒親ぶり、その毒親に従ってしまう凪に、

どれほど絶望を感じたか。。

 

このドラマを、そういう痛みなしで、

イケメンだのなんだのでミーハーに見れた人は幸福な人生送ってると思うよ。

だってさ、結婚などでここまで親孝行が美徳と思われている日本で、

親を振り切ることがどれほど難しく勇気のいることか。

地方に住んでいたら親不孝で冷淡な人間だと普通に思われるよ。

ましてや母子家庭でそれは非常に難しい。

 

私の同世代の友人でも、いい年こいて親の話ばかりする女子がいてさ、

もう途中で会うのが嫌になった。

自分が親不孝と言われてるようで居心地が悪かった。

でも、そんなことを繰り返していたら、

決して自分が本当に望む人生は訪れない。

けど彼女にとっては両立する話なんだろう。

そこが友達とわかりあえないのはきつい。

 

最終的に、慎二は素直になって変わっていったから、

進展するかなと思ったけど。。。

カラッとした終わり方だったなあ。

少し残念なような。。。

 

あと、私はシソンヌが好きなので、

坂本さんの最後がウケたw

まぁ、高学歴でも洗脳されやすい人ということかな。。。