いろいろ考えてみるんだけど、例えばEメールが登場したとき、
「これで手紙を書く人がいなくなる」みたいに思われた。
実際に年賀はがきを送る人とかはだいぶ減ったらしいけど、
かといって手紙を書く人がいなくなるわけでも、
書面での通知がなくなるわけでもない。
電子書籍が出てきたときも、紙の本はなくなると言われ、
音楽のダウンロードが始まった時も、
CDやレコードはなくなると言われ、
「CD買うようなやつは情弱」みたいな言い方までされた。
けど実際にはアナログレコードがけっこう売れてるという。
電子マネーも同じような感じかなと思うんだ。
「現金使う人間はバカ」とか、しばらくは言われるだろうけど、
現金が消えるとしたら、
電子マネーも消える世界だと思う。
「電子マネー?何それバカじゃない」っていうふうになるんではないかと。
もうこれも、言い過ぎて自分でも飽きてるんだけど、
最近は枝葉末節のことばかり言い過ぎで、
なんかただの暇つぶしや時間稼ぎにしか思えない。
モノってさ、田舎に行けば野菜とかもらえたり、
必ずしも金だけが万能で豊かとも言えない世界があるじゃん。
リサイクルショップに行けば、無料のワゴンとかもあるし。
満月とか新月のときに財布振るのもいいけどさ、
現金のことばかり常に考えるのもしんどい。
新しいものが出てきて古いものを次々嘲り笑うというのは、
80年代の作法なんだよ。
しかもその行為が、単に企業に踊らされているだけという面も少なくない。
電子マネーの開発者が言うならまだしも、
使わない人間をバカ呼ばわりなんて、お前はまわし者かと。
人が作った便利なものに乗っかってるだけの行為がそんなに偉いのか。
携帯が普及したときも、「携帯持たないなんてあり得ない」って感じで、
そのせいで三大キャリアがのさばることになったんだけど、