ひよっこの最終回を見てたら、なんか死にたくなった。
ここまで人の感情や生理を無視したドラマがあっただろうか。
増田明美どうでもいいわ。
という感じですかね。
有村架純すら嫌いになった。
茨城の山奥に住んでいた少女が、
特にこれといった苦労もせず東京に出て少し仕事し、
工場が閉鎖されたら運良く知り合いの食堂に拾ってもらえ、
従業員もアパートの住人もみないい人ばかり、
恋愛はすべてうまく行き女優志望の友人の夢はかない、
全てのカップルがほぼほぼ結ばれるという、
「見ても見なくてもどうでもいい内容」が全てといっても過言ではない。
そしてさめ切った気持ちにとどめを刺すのがナレーション。
ただでさえさめているのに、
増田明美がご丁寧に「さあ、今日は最終回ですね!」
などとそこそこのハイテンションで語りかけてくる。
この、人間同士の関わり合いの極めて薄い、
ディストピアに近くなった社会で、
ああいう茶番を平気で演じられる神経がわからない。
唯一、インパール作戦の話が出てきて、
その特番を見たりしたことだけが、情報として役立ったのみ。
あとはほぼすべて役者の無駄遣い。
これ、「あなたのことはそれほど」が終わった時の感覚に近い。
「なんだこの茶番は。。」と呆れていたとき、
一瞬あとにもう次の朝ドラの告知。
告知があるのはわかってるけど早過ぎだよ。
近頃のコンテンツはすべて反面教師なんだね。。
あまちゃんのときも相当呆れていたけど、
あのときの呆れっぷり以上に呆れてしまった。
たぶん「あまちゃん」は、朝ドラのマンネリ感を打開するために、
無理くり宮藤が投入された感じだと思うんだけど、
もう終わってるんだよ。
朝ドラは、一回やめてみることを超おすすめしたい。。。