年齢よりもだいぶ若く見える、某元女子アナの人に、
ひそかにあこがれてたんだけど、その人が、
ミュージシャンのだんなさんと田舎暮らしをしている理由をテレビ番組で語ってて。
ミュージシャンって華やかに見えるし、
異性としてもあこがれる人多いと思うんだけど、
自分が実際に音楽に関わると、
ああいう職業の人と関わるのはそんなに楽勝ではないというのがわかる。
(女遊びがどうこうとかそういうのではない)
というのも、売れっ子で家に全然帰れないとかもよくないだろうけど、
仕事が落ち着いてから家にいる時間が長い状態になる方がめんどくさくて、
いろんなことに切り替えや応用の利く人ならいいけど、
音楽しか能がないってなると、けっこう大変な気がする。
意外と単純なことの繰り返しなのよ、音楽って。
音源作ってライブ、とかしかすることないから。
しかもクリエイティビティを常に求められるプレッシャーだけはあって。
私などは、自分自身にけっこう音楽へのこだわりがあるし、
同じものにこだわりがある人との結婚とかは大変だろう、と思ってたんだけど、
別に同じこだわりがなくても、女子アナでもけっこう大変なんだなと。
けっこうプライドもあると思うしね、音楽やる人って。
あの夫婦の場合、子供がいたらそんなに悩まなくても済んだのかも、
とか思えなくもないけど、
そういうのも授かりもんで、どうこうできないし。
夫婦が二人きりで向き合って、
仕事が少なくなって暇なのにどうもできない、みたいなの割ときついと思う。
私はてっきり、だんながうつになった、
とかかなと思ってたけど、そこまではなかったらしい。
それでも、家で鬱々としている状態がヤバいと感じて、
田舎に家を建てて暮らし始めたらしい。
私も気持ちが落ちていたとき、たまたまアパートの隣が畑みたいな、
けっこう田舎に住んでいたので、
畑に生えているタンポポの写真を撮ったり、家で鉢植えを育てたり、
近くの川沿いを散歩したりして気持ちが落ち着いた部分があったから、
田舎暮らしが精神的に癒される部分があるのはわかる。
というか基本的に、自然が全くないような場所では多分生活できない。
その頃は、野菜の無人販売所とかも近くにあって、
たまに買ったりしてた。
ほどほどに田舎にいるほうがお金もかからないし、
特に春頃は花とかいろいろ咲くし、けっこう気分転換になる。
なんとなく、あの夫婦の話を聞いて、
私は結局ミュージシャンと結婚とかはなかったけど、
もしそうなっていたら、ああいうことで苦悩していたかもしれない、
というのが割と想像できてしまった。
自分にとって、「あったかもしれない現実」を、
体現されているように思えたというか。
だってさ、あれだけ売れたミュージシャンでもああなるんだから、
ちょっとブレイクした程度のバンドとかだとなかなか大変だと思う。。
自分も田舎に隠居したいとけっこう思っているので、
田舎暮らしだけは同じになるかもしれない。
けどまだ具体的に動いてはいないけど。
もうさ、ビジネストークとかに疲れたというか、
感情を抜いて人と関わるのもしんどい。
かといって、職場で感情をあらわにもできないし。
それも仕事によるのかなあ。
事務職は特に、あんまりしゃべらないし、
自分を出す場面はないしね。
そういうのがきついのかも。。
あと、今派遣の営業から、「早く決めろ」と言われているのも、
とても違和感があって。
普通さ、職場見学に行った後、
早くても翌日くらいに採否の連絡があって、
んで、もし採用と言われたら、自分の意志を決めるという感じなんだけど、
今回は即決みたいな感じで、
「あなた次第です」みたいに言われていて。
けど、ぶっちゃけそんな行きたいわけでもなくて、なんとなく応募したし、
ただただ、向こうの前任者が早く辞めたいから、
という理由で急かされていて、
あまり気分のいいものではない。
だから、スタート日を事前に聞いても、
「あなたさえよければいつからでも」と言われて、
完全に向こうが待ちの姿勢なのよね。
たとえ決まるのが早かったとしても、契約書とかあるし、
スタート日は切りのいい日からにするのが多いんだけど、
「明日からでも」と言われて困惑してて。
考える暇も全然与えてもらえない。
私としては、あの弁当屋もコンビニもカフェも1軒もない場所で、
まともにやっていけるのか不安で、
そこに踏ん切りをつけることがめちゃくちゃ難しい。
今までは大きなビルが多かったので、
トイレで歯磨きとかも心配しなかったけど、
小さい事務所とかになるとそういうのもできないかもとか。
そういう細かいストレスが気になってどうも返事ができない。
まぁもう時間的には限界だろうな。。