過保護のカホコって、最初は悪くなかったけど、
最終的にイラついて舌打ちしてしまった。
もうあの脚本家はダメのような気がする。。。
いや、私の感覚に合わないという意味でですが。
面白いと感じてる人もツイッターで感想見ると多いしね。
そもそも、あれが「過保護なのか」という問題。
いまどきの大学生で、親に弁当作ってもらう子くらいはいるだろうし、
下手すりゃ就職しても作る親もいるよ。
各家庭で違うことを、安易に「過保護」と決めつけるのはどうだろうか。
てっきり、靴下履かせたり爪切ったりしてあげてる母親だと思ってたけど。
てか実際いると思うよ。
あと、「就職できないなら花嫁修業しなさい」みたいなのも、
昔なら全然ありで、
むしろ裕福なのだから「働いたら負け」というのも、
女性では少なからずあったと思う。
私が思うのはね、100%の人が働く必要もないし、
100%の人が家を出て一人暮らしをする必要もないということ。
それだと物件足りないと思うんだよ。
あのドラマのような生活をしている子なんて、
特に今は少子化なんだからゴロゴロいるんじゃないの。
で、学校で会った男に利用されてティッシュ配りとピザの配達やらされて、
突如「人を幸せにするために働く」と思いつくところが、
あまりにも唐突過ぎて「えっ????????」という。
そうそう過保護が簡単に洗脳されりゃ、苦労しない。。。
ひきこもりって、実際には一度働いたことで、
「自分には働くのは無理」と、恐怖を感じてなることも多いらしいよ。
ああも簡単に考え変わったら楽よね。。。
あと、過保護というのは親との相互関係なので、
本人のせいだけにして、無理に親から引き離しても、
何の変わりもないと思う。
要はさ、「自立しろ」と言うのは簡単だけど、
家を出て一人暮らしして、
なおかつ親と良好な関係を築けと言われるほど難しいことはない。
一度家を出たら、二度と戻りたくなくなるもんだよ。
自分の生活があるんだから。
いなかなんて、大抵の人間は一軒家に住んでるから、
必ず子の誰かが親と同居してるのが普通。
その子が就職、とか30代だから、といって、
無理に家から出す親なんてほぼいませんよ。
結婚しても同じ家にいるんだから。
けど、家出て自活して、家に寄り付かなきゃそれはそれで、
「親に優しくない、親不孝」と言われるわけでしょ。
どうすりゃいいのって話。
なんかね、このテーマ自体、
ドラマにするのがすごい困難な気がする。
で、あのくらい幼い子って、大学生でも普通にいるでしょ、
見た目も行動も。
それをあたかも「非常識」「変わってる」「甘えすぎ」「世間知らず」とする、
それを暗黙の了解として見させられること自体に苦痛を感じる。
いや普通にいるし、
急に変われないし、
なんなら一生あのままで別に問題ない子もいるし、っていう。
困ったな。。。