diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

うーん。。

朝ドラの「ひよっこ」をちょこちょこ見てるんだけど、

あまちゃんで注目された有村さんが、

あまちゃんとはほとんど正反対のドラマでいい感じなのは感慨深い。

何故なら、今の自分は「アンチあまちゃん」でものを考えてる部分が多くて、

ああいう軽薄さが否定されることは喜ばしい。

 

ひよっこの設定は、

いわゆる「金の卵」と言われた集団就職の頃の若者の青春群像、

みたいなのだと思うんだけど

(コーラスや歌声喫茶的なものが古臭い)

今日の回はなんか工場が閉鎖になるとかいう展開だったのね。

要するに倒産による解雇みたいな感じだろうけど、

「金の卵」がやっている仕事が「工場のライン作業」というところが非常に興味深い。

これって今の、要は「底辺」と呼ばれる作業だと思うからなんですね。

 

私はもともと地方民なので、地元に働き口は少なく、

しかも高校までは世間知らずなので、工場というものにネガティブイメージはもともとなかった。

それが、確か高校を出たころに短期バイトがあって、

服飾系の工場で軽作業のバイトに行ったんだけど、

そこに前に行っていた姉の言うことが凄かった。

 

「こんな底辺にはならないぞ、と言い聞かせなければできないクソ作業」

みたいな言い草だったのね。

4年大に行ってる友達と、そうやって励まし合ってたと。

おそらく単純な、布のほつれをはさみで切ってくようなやつだと思うけど、

そこまで言うのかと、地方の二流大学の人間にすら戦慄した。

私は短大出身だけど、何故か事務所での作業で、

でもそれだって単純作業ですよ。

ひもの長さを測って切って、数えて束ねるやつとか。

でも「こんな底辺にはならないぞ」とか、そんなことを思ったことはなかった。

 

仕事って、なんでも究極には単純作業だよ。

全てが頭脳労働とかには絶対にならない。

私がやってる音楽だって、だいぶトリッキーな曲が多いけど、

演奏の練習はひたすらつまらない反復作業で、

幅広い音楽を雑食的に聴くリスナーに比べたら、バカみたいな繰り返しに過ぎない。

でもそれをやらなければクリエイティブな作業もできない。

クリエイティブな業界であっても、

その繰り返しがいやだと言ってたら何もできないんじゃないの。

結局何の作業でも最後はアナログだから。

 

ひよっこ」のみね子たちは、

いわゆる今でいう「底辺」の仕事をやってるけど、

それでも金の卵であり、

東京で働いて家に仕送りができる恵まれた子たちかもしれない。

そこらへんの認識が追い付かないので混乱します。

 

今はいくらでも、頭脳労働や恵まれた仕事があるように見えるんだろうけど、

基本的にはひよっこの世界と同じ、と思えば、

そんなに仕事内容への不満は出てこないんじゃないのかなあ。

だって、大きな決断するような仕事のストレスは半端ないよ。

それに比べりゃ、単純作業でお金になるならそれに越したことはない。

家事だろうがなんだろうが、

生活することって単純作業の繰り返しだもん。

 

ただ、サラリーマンを肯定する気にはやっぱなれない。

人間関係の悩みって本当にあほらしいし。

集団の同調圧力もナンセンス過ぎるし。

人に管理される、雇われるのって、

コントロールできないし、現状に不満をブツクサ言うばかりになるし。

 

 

関係ないけど、

今「ゴゴナマ」に出てる壇蜜見てるんだけど、

男らしいというか頭いいというか、

感覚的に彼女は男ですね(汗)

多分けっこう気が合うな。。。

司会者けっこう引いてますけどね。。。