なんかまずいなあ。
「何をやってもさして面白くない」
みたいな感じだった若い頃に少し戻ってきたというか。。。
いや、面白いことはあるんだけど、
面白くないことや無意味なことにまた気づきだしたというか。。
「アナログが面白い」とか言って、
カセットテープやアナログレコードに回帰する若者とかもさ、
まぁこっちからすれば別に面白くないというか、むしろ、
「さんざん新しいもんもてはやして、
『いまどきCD買うようなやつはオタク』とか言ってたのは誰なんだよ」
と言いたくなるし。
家電とかは80年代で一定のレベルまで達して、
ロックなんかも、70年代くらいで完成してるし、
そういう意味で「何すりゃいいかわかんない」
が始まったのが90年代なんだよね。
なんせ、渋谷系の新しさの一つは「サンプリング」だったり「DJ」だったりして、
過去の音源からいかにかっこいいものを掘り起こすか、
という編集のセンスが問われていたわけで、
すでに過去を向いてたという。
ゼロ年代で私はネットに本格的に参入したんだけど、
そんときから、
「会社で、自宅よりスペックの低いPC使ってせこせこ仕事するのに何の意味があるのか」
「ワードエクセルを求められる事務職のどこに価値を感じればいいのか」
という疑問を禁じ得なくなってしまい。
そしてその疑問はもはや、考えることもなくなるほど当たり前に定着してしまった。
別にね、すんごいスキルが身につくことをやらせてほしい、とかはないけど、
一日中、キングファイルの背表紙やインデックスを作ったりする事務職って、
そもそもペーパーレスのオフィスには必要ないから。
極限まで効率化すれば、相当いらないことは出てくる。
そういうのを、「バカっぽいよね」と毎日のように、
仕事帰りにお茶しながら愚痴ってたときもあったな。。。
家で、最小限の家事や何かをしながら過ごす生活には、
もう極端に不足している家電とかもないし、
全てが満たされているとまでは思わないけど、
「会社行ってオフィスワーク」の無意味さは、
けっこう本気で考えた方がいいし、
実際、会社に出てこなくていい形式になってきてるみたいだし。
データで送れるのであれば全然行かなくていいもんね。。
まぁ、都会にいる若者が、
「ネットで起業」に惹かれるのはすごいわかる。
ほんと、会社に出勤して云々はいろいろ無意味だもん。
スーパーのレジもいらんし。
仕事の仕方を考えなおしたくなる気持ちはわかる。
つーかもう10年以上前から同じなんだけどね、それ。。。
やっぱ自分がきつい状況に置かれると、
そういうのをしみじみ考えるようになりますよ。
きついっていうか無意味なことやらされるとね。
お金さえどうにかなるなら、
そんな無意味なところに行きはしないのに、絶対に。。