いかん。なめてました。
「おやすみプンプン」とんでもない鬱マンガじゃないですか・・・・
これまでにも、グロいというか、
あれに近いようなテイストのマンガとか映画は見てきましたが。
山本直樹とか。
でも山本さんはほぼエロマンガだし、
古屋兎丸さんはちょっとギャグっぽいとこあるし。
「読み返したくはないなあ」という意味では丸尾末広に近いかな。
どうしても私は、絵が汚いのとか、ホラーはダメなのよね。
この前友だちに誘われて映画館でホラー見たんだけど、
大抵直視できなかったし。
あれに比べれば、デヴィッド・フィンチャーはずいぶんいいね。
けっこう中身があって、のちのち考えさせられるというか、
「アメリカ映画でもこんなに鬱っぽいのあるんだ」と好感もてるし。
昨日、「おやすみ~」を8巻まで読んで、残りを一気読みしたんだけど、
9巻以降は読まないほうがいいです。
あんま思い出したくない。
一週間レンタルしたけどすぐ返したい。
あまりにも鬱すぎて。
「ノルウェイの森」を読んだときに近い読後感で、
陰鬱な気持ちになった。。。
表現がつげ義春さんっぽいところも多いんだけど、
つげさんの暗さは私は合うんだよねー。ほんとぴったりくるの。
なんか「人間のおかしみと悲しみ」という感じで大人なんだよ。
水木しげるさんもそんな感じだけどね。
つげさんはより前衛だもんね。
どちらにせよ、なんか温かみがあって好き。
やっぱ今風のマンガっておかしいのかね。
寄生獣が実写化される時代だもんね。
私は少女マンガとか、主に人間関係を描いたものとか、
青年コミックでもエロとか不条理マンガとか読んでたので、
最近の萌えとかはほんとわからないし、
「おやすみ~」は岡崎京子の「リバーズ・エッジ」よりはるかにグロい。
私はリバーズ・エッジもあんま好きではないんだけど、
まだ読み返すことができると思う。
「おやすみ~」の後半は無理だなあ。
ま、おとなしく「クズの本懐」とかに戻ろうと思うんだけど、
ああいうのもね。
もうピュアなマンガは70~80年代のものを読むしかないのかもね。。。