最近は楽器を習おうと、先生の家にレッスンとか受けに行ってるんですが、
音楽って、シンプルに演奏とか歌ったりすることと、
ユースカルチャーという面があまりにも乖離し過ぎてしまって、
もう元には戻れないようになっているように見える。
楽器を習ったりしていると、当然先生はめちゃくちゃ上手いんだけど、
割とシンプルな事実を感じることが多い。
ああいう講師って、個人とか、教室に所属したりして教えてるんだけど、
まあはた目には素人じゃない?
音源出したりバンド活動をしたりはしているけど、
おそらく大した報酬はないし。
一般的に「プロミュージシャン」という感じじゃない。
別にテレビに出るわけでもないし、大ブレイクしてるわけでもないから、
有名ではないというだけなんだけど。
けど、そもそもを言えば音楽はああいうところから始まっているわけで、
「兄ちゃん、ギター上手いね」「いい曲作るね」というところから、
今の一大音楽ビジネスが出来上がっているんだと思うよ。
まあ相容れない世界ですけどね。
勝手な想像ですが、ネット人気から米津さんとかが売れてるのは、
そういう素人感がけっこうもろに感じられる場から出てきて、
当初はそういうクリエイティブな感じが魅力だったんではないかと思う。
売れすぎて何が何だかもうわかんないけどさ。
90年代の音楽バブルもさ、
本当に素人の、楽器が上手いとかセンスある人達から始まっているはずで、
その前にあったバンドブームもかなり影響してると思う。
あの頃は、化け物みたいなすごいバンドがボコボコ出てきて、
けど、どんなに勢いがあるバンドも、旬の時期って短いのよ。
それを、いつまでもそこにしがみついていても仕方ないバンドもあると思う。
常にヒット曲を出せる人らならまだしも。
けど、私自身そういうバンドであってもけっこう飽きるのよ。
ラルクは、めちゃくちゃ売れていた頃より少し後に聴き始めたけど、
それでももうかなり飽きてるからね。
ただまあ、バンドではなく大瀧詠一さんみたいなスタンスなら、
息が長いのかな。
売れてる要素が、顔でもファッションでも楽器の上手さでも歌の上手さでもないから、
(歌は別に下手ではない)
やっぱ作る人がのちのち楽になって行くような気がするな。
それでもまあ、小室さんとかを見ると、
何を思えばいいのかわからなくなる。。
引退したはずが何故かまた作るようになって、話題になってたよね?
結局どうなってるんだろう。。