29歳までに子供を持つべき~が炎上してますが、
そもそもね、今みたいに少子化が問題になっている時代の価値観のみでものを言うから、
おかしなことになる。
私の友人の母親は、「夫と同じ墓に入りたくない」というので正式に手続きしてるらしく、
要は、「別に結婚したくもなかったけど他に選択肢のない時代で、
結局夫は暴力振るうし好きになれなかった」というタイプの人。
このお母さんは、当然娘にも「無理して結婚しなくていいんじゃない」と言うし、
ちょっと前まで普通だったフェミニズムというのは、
「男性に食わしてもらわなくても生きていける、
女だからと結婚だけに縛られ、抑圧されて生きていく必要はない」
みたいな感じで、
先鋭的な考えというのは「結婚にとらわれない」というものだったはず。
それがいつの間にか、
生物的にリミットがあってあせるためか、
結婚できない、出産してない=負け組みたいな、
封建的で保守そのものの考えばかり台頭し、
「いかに男に依存しているかをプレゼンする」タイプのバカが普通になってくる。
「女性としての幸せをうんぬん」とかもさ、汚い言い方よね。
女は黙って引っ込んでろ、というのを言い換えただけというかさ。
時代の流れとか、考え方の流れをよく見てほしいんだよね。
新人類やバブル世代からが、結婚にとらわれない世代のようにも見えるけど、
もうそこらへんから保守返りしているようにも思える。
女性が自立を考えるなら結婚にこだわらないのが普通で、
でも、いつの間にやら、自立とかを訴える人は「痛い人」扱いになり、
「ブスがなんか言ってる」みたいにすぐ男性にも疎まれるので、
本当にレベルの低い、生きづらい社会になったよね。
男性に媚びてのうのうと経済を謳歌し、
他の女をマウンティングするバカばかりになってしまった。
あげくのはてに「結婚できないやつがやっかみで叩いてる」
とか言われるけど、
結婚してないことを、負けだとか、怠けてるとか、
ほんとよく言うなと思うし、
まだまだ未婚者はマイノリティなので、ひっそり差別に耐えながら黙って生きてるんだよ。
いい加減この手の話終わらないかな、疲れる。。