この文章長いからそれだけでややしんどいんだけど。
タラレバ娘は逃げ恥のゆりが解いた呪いを云々、のくだりあるけど、
このへんは一応共感できるんだよね。
タラレバ娘は、コミックを読んでるときから、
「またぞろ、こういう話か。。。」という気持ちはあったし。
あと、現実無視して、
逃げ恥の世界を肯定する気も全くないな。
あれドラマだし。石田ゆり子だし。
現実の49歳であんな人は存在しないと思った方がいい。
星野源が35っていうのも割と引いたし(汗)
ただ、この文章で語られている、
「自立した女性がかっこいいという呪い」
みたいな言いぐさには賛同できない。
こういう価値観は、単なるトレンドではなくて真理に近いもんだから。
そういう価値観は「タラレバよりも古い」と断じているけど、
結婚に振り回されるタラレバの世界のほうが、
保守帰りしていることは間違いない。
とはいっても、タラレバ娘がそこに終始するとも思えないけど。
私の感覚では、やっぱ後退してるんだよね。
多様な価値観を認めるのが洗練された世界だとするなら、
結婚できない苦しさばかり延々と追及する今のメディアは、
どう考えても逆行してる。
少子化対策で「そういうものを作れ」とお上に言われているのかと疑うくらい酷い。
それを、ただの「価値観バイアス」と断じてしまうのは、
女性の気持ちがわかってないとしか言いようがないね。
本当に必要なのは、どのような生き方であっても、
それを受け入れ納得できる空気なんだけど、
タラレバも逃げ恥も結局結婚を肯定するという意味では保守的でしかなく、
やっぱ少子化対策とかかなあとうがった見方をせざるを得ない。
「結婚しない選択もある、女性が自立して生きる方法もある」
という価値観は、単なる時代の空気やトレンドでは済まされない、
もっとも洗練された時代の価値観だと私は思う。
それを、「おひとりさまなんて負け惜しみだろ、引っ込みがつかないだけだろ」
みたいに言うのはほんとに失礼な話で、
結局それって、女は結婚する以外の生き方はしょせん無理だろ、と言っているのに等しい。
いまさら何を言ってるんだという感じだね。。。
正直「逃げ恥」ブームもついていけなかったけどね。
ガッキーがかわいいから見てただけだろって感じ。。