和田アキ子が紅白落選して、
ご意見番ではなくなるとかなんとか言われているけど、
なんか、最近の若者が恋愛や結婚に消極的とか、
結婚という事実だけが欲しくて同居する人達とか、そういう話題のとき、
「自分らの時代は夢あった」「ドキドキがあった」とか言ってたけど、
それって別に彼らの時代ではなくて上沼さん個人の話だから。
今の若者に限らず、恋愛のドキドキがどうのとか、
それが結婚に直結とか、さほど多くはないと思うんだよね。
ドラマやマスコミにそういうのを刷り込まれているだけであって、
実際にそういう夢のようなルートで結婚する人ばかりではないはずだし、
私なんて、トレンディドラマ全盛期ですら超さめきってた。
特に「東京ラブストーリー」とかが苦手で、
「別に恋愛しなくても死ぬわけじゃないじゃん」という感じだった。
恋愛だとかドキドキだとかは自己暗示でもあるし、
そもそも、ロマンチックラブ自体が海外から持ち込まれた概念でもあるし、
ああやって、未婚のいとうあさこの前で、
「自分は幸福な恋愛結婚した」と自慢げに言い、
しかも、今は夫婦仲はさめきって夫は「死んでもいい」とか、
冗談でも言うようなのって、もうけがれ切った大人の典型だよ。
これが不快に感じた理由は、その前のニュースで斎藤工が出てきて、
上沼さんがやたらとデレデレしていたから。
私は斎藤工に「エロい」とか思ったことなくて、
むしろ苦手な顔。
ただ、意外とオタクっぽくて映画に詳しいとか、
そういうところは好感持てるな、くらいの感じしかないので、
正直気持ち悪い話だった。
別に恋愛も結婚も否定しないけど、
「自分らは普通にできたことなのに、今の若者はかわいそうね」
みたいな上目線の意見は的外れで腹が立つ。
ああいうの見てると、初恋が実って結婚した、
みたいな熟年夫婦とか別にうらやましくないなと思う。
結婚前にカレー作った話とか超気持ち悪い。
そういうものにドキドキとかないし、むしろ小寒いというか、
なんかそういう感覚がもともと薄いんだよね。。。
てか全てがリア充自慢でしかないんだよ。。。
そもそも、この話題になったきっかけのニュースって、
松田翔太と秋元梢が付き合ってて、結婚するのでは、というやつで、
スーパーで買い物した袋を持って相手のマンションに行ってたという情報に、
「初々しい」みたいにみんなでやたら妄想膨らませてたんだけど、
あの二人30と29なんだよね。
もうそこそこいい年したカップルだし、
それでも彼女が結婚渋ってるとかいう情報もあって、あんまり興味ない。
だいたい、「彼氏の部屋で料理する」ということに、
必要以上に意味を持たせる感覚が、もうなんか小寒い。
てかめんどくさい、お前作れよ、
と彼に言えるくらいの関係が楽そうだなあ。。。