「不機嫌な果実」けっこうわけわかんないことになってますが。。。
Youtubeに97年版(石田ゆり子さん主演)があがってたので、見てたんだけど、
あまりの時代背景の違いに愕然としたというか。。。
あのころは景気が悪いということもなかったので、
みんなが平凡な日常に飽き飽きしてたんですかね。
そんな感じがした。
かといって堂々と不倫というのも気が引ける、みたいな。。
で、今やってるほうの夫はだいぶおかしいけど、
97年のほうは単に普通で面白みがないというだけ。
姑の役が岸田今日子さんだった。。
姑に対する敵意みたいなものがすごくて、ちょっと共感しづらいな。。
あの空気感で若い頃を過ごした人が、
結婚に夢も希望もないのは当たり前だよね。
すべては打算かよ、という感じだし。
今は出産も結婚も、まるで賞賛される行為のように、
「勝ち組」という言い方だけど、
あのドラマ見てたら「退屈の代表」みたいな感じだよね、
結婚生活なんて。。
やれ結婚記念日がどうのであんなにぶーぶー言うくらいなら、
一人でいたほうがましなんじゃないのかな。
「退屈だが縛られていたほうが、一人でいるよりはまし」
というのは、すごく醜悪な依存心にしか見えないんですが。。
今やっているやつのほうがはるかに狂っていて、
それでもまだ主人公に共感はできるから、
少しは時代も進化したということか。。