私は堀江さんの信者ではないし、考え方がけっこう違うので、
この人の発言を特別に賞賛する気もなく、
堀江さんが医療に関わることが必ずしも必要か?とは思う。
ただ、固定化された人間関係はよろしくない、ということについては、
ほぼ同じ考えです。
一般的に、「人間関係が流動的=ストレス」という空気があるので、
それを覆す意味でも大事なことなんだけど。
人間関係が固定化されていれば楽だろうけど、弊害のほうが大きいと感じる。
何故なら、地元にずっといるうちの親なんかは、
同じような話を何十年もやっていて、「飽きないのかな」と恐怖を感じるし、
たまに私が別のことでいろいろ話して帰ると、
その次に会ったときに「こんな話があって。。」と、
私が言ったことをそのまんま私に話してきたりするので、
「どんだけ情報少ないんだ。。。」とあぜんとしたりする。
これね、年取った親だけじゃなくて、同世代の友人もそうだし、
年齢が近い人でもけっこう同じなんで、余計に恐怖を感じるのよ。
「みんなネットとか見ないの?人と話さないの?」って怖くなる。
あとはね、10代の子で知り合いがいるんだけど、
SNSとか見てると、すでに同調圧力で無難なことしか言えなくなってる。
その上、彼女もいるので彼女に監視された感じの投稿なのよね。
ぞっとするわ。
まぁ、若いから世界が狭いのか、
これから先ずっと狭いのか、その人の問題ってことかもしれないけど、
はっきりいって読んでて面白くないから非表示にしちゃった。
周囲の知り合いに対して「見て見て~」という域を越えない投稿ばかりで、
あれはメディアとは言えない。
普通の人ならいいけど、目指してるもんが違う人だから。
人間関係や環境が固定化されている人って、
物事への執着がネガティブに現れるんだよね。
何か、同じストレスに対する文句とか、何ヶ月も同じことを言っていたり、
他人が聞いてもどうしようもない話だったり。
「環境変えろよ」とも安易に言えないので、相槌を打つしかないんだけど、
いろいろなチャンネルがあったり、関わる場があったり、
興味の対象が多かったりすれば無視できそうなのにと思ったりする。
そういう気持ちをわかってもらうことは、ほぼ諦めていたけど、
ブコメ見る限りけっこう共感する人が多いという感じで、
ちょっと安堵した。
地方ってのはまだまだしがらみが多いんですよ。
で、若いうちはどっぷりそれに引きずられ、
20代半ば以降は、そのしがらみをはがしていくのに苦労する。
そうこうしているうちに30過ぎちゃうので、
若者が都会志向なのは仕方がないんですよ。
自由に物が言えないじゃん。
いまやネットだって、SNSで監視されているし、
いったいどこであれば自由なのかと思うしさ。
今まで当たり前のように思われてきた人との接し方を、
ある程度取っ払って(その人の年齢から出身地から洗いざらい聞き出し、
スペックとか属性とか、いちいち戸籍調査して行くやつ)、
もっとゆるくつながっていく感じがいいなあ。
別に、しばらく関わらなくてもいいし、
しばらく関わってなくても何事もなかったかのように会えたり。
もう会う必要なければ会わなくていいし。
寂しいとかでせっぱつまってしまうと、そうはなれないので、
一人でいることに違和感を感じないように、
で、ある程度は人と話す機会を失わないようにしないととも思うし。
友だちがいないよりも、関わりすぎるほうが割と弊害が大きいんだよなあ。。