東京に戻りたいというのは、地元に戻ってきてから1ヵ月後には言い始めて、
周囲からは呆れて無視されていたんだけど、実際つまらないよね。
「お金がたまらない人の習慣」とか読んでたら、
「疲れと雑念がお金を使わせる」と書いてあり、ほんとそうなのよ。
これ、phaさんもおんなじようなこと言ってて、すごい共感した。
働いてお金をもらったところで、さまざまな雑費がかかるし、
ストレスとかイライラを解消するために散財してしまう、
結局大したお金は残らず、何のために働いているかよくわからない、
意味のない堂々巡りに思える、と。
私の場合、人間関係とか、なんかそういう、
「周囲の、どうしても付き合わざるを得ない人達との会話」が本当にしんどく、
それは家族も同じことだったんですよ。
父親はとことん放置しておいてもいいけど、母とか姉は、
無視しているとけっこう面倒だし。
もちろん、話が合えば誰でも無視はしないけど。
職場などでは、話が合うというのはほぼ絶対に無理だから。
それでも、潤滑油的な会話はやっぱしないわけにはいかない。
そこから根掘り葉掘り聞かれるのはめんどくさい。
なんか、話すのが面倒というのは、
いちいち雑念が生まれるからなんですよね。
自分の考えというのはそこそこあって、話さなくても困らないんだけど、
人と会話することで動揺したり、感情が乱れたり、
影響受けていつもと違うことをしたり、
そういうのが、意外とエネルギーを使うというか、無駄なことが多い。
心にゆとりがあれば、そういうのを面白がれるし、
時間無駄にしたな、と思っても「まあいいか」と思えるのかもしれない。
けどそんなのは若いうちだけで、時間をドブに捨て続けると、
「もう後がない」というエライことになって、
そういう気持ちになってくると、なるべくしょうもない会話はしたくなくなる。
なるべく自分がしたいことや、興味のあること以外の付き合いはなくさないと、
いちいち人の愚痴とか聞いていたらきりがない。
自分の実家周辺の環境が嫌いとかではないし、
目も当てられないほどのクソ田舎でもないし、
むしろ中途半端な地方都市よりも好感持てるし、その程度なんですよ。
とことん追い詰められているわけでもない。
ショッピングモールとかのテナントも、最近は本気でそこそこ悪くないし。
でもやっぱ、話の合う人が皆無だと、ずっと生きていくのは難しい。
下手に親戚づきあいに勤しんだりしても、どんどん婚期を逃すだけというのも、もう経験済みだし。
何かほんと、一寸先は闇だよな。。
東京にはもう一回住まないといけないような気がする。
住んでいないとわからないことが多すぎるんだよ。。