diary

自分の考えをまとめ記録しているブログなので、批判ブコメの類はご遠慮ください。削除します。

ふう。。

なんか、このところの騒動でいろいろ考えてしまう。

自分が受けてきた教育のすべてが間違っていたんじゃないかとか。

地方だから、都会とはいろいろな面で20年くらいタイムラグあるし。

とはいっても日本的な考えなので、都会も同じな面多いだろうけど。

 

親を尊敬しろとかもそうだし、家族は仲がいいのが当たり前、

和を大事にしろ、空気を読め、協調性が大事、

女らしく、結婚はするべき、等々。

で、いじめなんかについては、間違っているのはわかっていたとしても、

「世の中は結局、力の強い、声の大きい人間に牛耳られるのが宿命」と、

抗うこと自体あきらめてもいた。

たとえば顔がかわいい女がいじめをしていたら、案外責められないとか。

これは根強い。

「同じ実力の人がいたら、顔がかわいいほうが上を行くのは仕方がない」と、

そういう理不尽なことを、若い頃に植えつけられてた。

これはけっこうマスコミのせいというか、テレビ出てるやつがそういうことをしょっちゅう言ってた気がする。

アイドルやイケメンブームにつながる、極めて軽薄な空気が今もって蔓延してると思うけどね。

 

親や年長世代からの圧力というのは、

多分今では考えられないほど強かった。

今は年上にでも平気で言い返す若者が増えたけど、

昔はほんっとうにこういうのは許されなかったし、

全ては「屁理屈」で済まされ、一切の聞く耳を持ってもらえなかった。

うちの親なんかも、「結局のところ、親の言うとおりに動いて間違いはなかった」と、

いまだに言うからね。

私の印象は全て逆。

「一切合財、親とか無視して自分の考えに従っていれば、

絶対に人生は変わっていた」と、悔やんでも悔やみきれない。

 

しかも、私の場合は音楽に目覚めた頃から、

ミュージシャンなんかの言動から、

いかに日本的ムラ社会が無意味で理不尽かよくわかっていたのに、

実際そういう社会に身を置いているとなかなか逆らえず、

何年も苦しみ続けて、ついに心を病みかけたこともあって。

そこまで行っても、親や封建的な社会に対して、

「お前ら間違ってる」とは言えなかった。だって一人だもん。

孤軍奮闘してもできることは本当に限られてる。

 

だから私は、人一倍、

「この場でどう振る舞えば勝てるか、どう立ち回れば得するか」

を生まれつき体得しているような人間に対して敏感で、憎悪を感じる。

これってなかなか人から理解されないだろうね。一見そんな悪者じゃないし。

ただ、こういう人間は必ず二枚舌になるから、けっこうわかりやすいんですよ。

その場その場のご都合主義だから。

結局何も考えていない。

でも嫌われてるよ、少しでもものを考える人には。

だってもっとも恥ずべき行為じゃないですか。損得しか考えてないんだから。

要するに「勝ち馬に乗る」タイプということ。

 

最近、「もう二度と、親の言うことは信じない」と、

なんとなく決心を強めているところだったけど、

それで正しい、と思えることがけっこう起きる。

自分の考えをとことん否定されてきたからね、大人には。

 

でもそういうのって、昔の若者も言ってたと思うんだけど、

ほぼ改善できていないということですね。

なんでもそうなんだけど、一人だけ逆らうのってものすごく難しい。

一人しかいないことに、世の中は対応していないから。

今現在、「携帯持ってません」と言うのが難しいように。

物理的に生きていることはできても、多数派から外れてしまうと、

社会的には生きることがほぼ不可能になる。

今の日本で、学校行かないなんてありえない、というのと同じ。

学校行ってなくて、周りの人と何話すの?という感じだろうね。

結局全ては、「周囲と同じ話題を担保するため」みたいな、

そんなしょうもないことで、あらゆる他のことを犠牲にしなくてはいけない。

あと、学校行ってないとまず就職もできないしね。

実質「生きていけない」ということと同じ。

 

学校を出て何年も経って感じるのは、あんなものは行かなくても何の問題もないということ。

むしろ、くだらない集団主義みたいなものに染まるだけだし。

特に私が嫌いなのは大学。

ちょっと勉強のできる人間が暇つぶしに行っているんだけど、

妙にかっこつけた、はすに構えた人間ばっかで、

あれに染まると抜けるのがけっこう難しい。

合コンだのなんだの、本当にしょうもない。

楽しい思い出なんか何もない。

授業は割と好きだったけど。

大学行って「授業が楽しかった」とか言う人はほぼ皆無でしょうね。

どうせバイトだの恋愛だのにうつつを抜かすだけでしょ。

 

今現在、学校文化が役に立っているかというと、害があるだけであって、

生かして生きていっていることなんてほぼない。

学校行ってたときの友達もほぼゼロ。

一体何のために時間を使ってきたんだろう。

昔から、この手の絶望はけっこう深かったんだけど、

久々になんか徒労感を感じる。。。

 

学校が嫌いとか、日々がものすごくしんどいというよりは、

「くだらないとわかりきっていることに従わざるを得ない」徒労感がきつい。

要はね、「こんなのやめちゃえば一発で終わるのに」と、わかりきってるのに、

変な慣習とかで続いてるからどうしようもないとか、そういうのが辛い。

組体操とか顕著な例。やめりゃいいだけなのに。

「こうすればもっと快適になるのに」「もっと楽になるのに」

というのが、見えているし、わかっているのに、そうできないという理不尽さ。

職場でも、内勤なのに無意味に制服着せたりとか、

無意味にラジオ体操とかしてるとこあるけど、

頭がおかしいのかなと思う。

仕事内容と何の関係があるんだよ。。

 

そりゃ若者は地方から逃げますよ。

たとえ金がなくても、自由なほうがいいもん。。