ノリスケうんぬんの話なんですが。。。
まぁ、批判してると言われてる人の多くは、
「ノリスケクズやんw」とかノリで笑っているだけだと思うし、
そんなことは昔から言ってるやつは普通にいたと思うんだけど、
そもそもの前提として、「ノリスケはちゃっかり者」「お調子者」というのがあり、
「ここ笑うとこですよ」「ほっこりエピソードですよ」というのがあったと思う。
実際、「人の家に上がりこんで勝手に冷蔵庫の物を食べるなんてクズ」
とマジギレの人もいるので閉口してしまうんですが、
昔のアニメとかは、こういうのは暗黙の了解として「笑うとこ」
というのがあったから。
カツオがけっこうひどい素行でも笑い話になっているように。要は誇張表現だよね。
なんか「おっちょこちょい」とか「ちゃっかり者」「あわて者」というのは、
愛すべき存在という、昔のお約束としてあるんだよね。
んで、昔であれば、
視聴者が陰でノリスケをネタ化して笑っていても別にどうということもなかったのが、
ネットが発達したがためにそうした意見が制作者に伝わってしまうという、
物理的な問題なんじゃないのかなあ。
見ている側に完全に共感しろとか、「必ずほっこりしろ」とはいえない。
その押し付けがいやさに「クズw」とか笑ってる人もいるだろうし、
陰で言う分にはしょうがないしね。
まぁ私自身、親とかとテレビを見ていると戸惑う瞬間がけっこうある。
どう見てもダサダサの、笑うしかない昔の番組とかに、
母親とかは本気で感心して、褒めたたえながら見ていたりして、突っ込みようがない。
いまどきサザエさんを見ている人の感覚としては、ほのぼのというよりネタという面が強い気がするし、
少し醒めた目でというか、引いて見ているくらいが普通で、
そういうのはもう、80年代くらいのテレビから、
本気では楽しめないんだよ、もう。
というか、いろいろ言っているのはまだいいほうで、
私は見てすらいない。。
あまり考えると混乱するのでもうやめとこう。
正直な話、特にアニメのほうのサザエさんは、
ネタとして笑ったことしかないような記憶しかないんだけど、
そういう感覚で生活していると、本気で引く純粋な人も、
母親だけではなくてけっこういるので、
あんまりゲスい感覚に慣れるのもよくないなと。。。
原作のほうはけっこう普通に面白いんだけどね。
アニメはあまりにもほのぼの話で引いてしまうんだよな。。