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ふーん。。

最近では、二宮金次郎像を知らない人が多い、というニュース見てて、

「滅私奉公の象徴」とかいうワードが出てきて「うわ」と思ったんだけど。

 

学校に二宮金次郎像がないから知らない、というのはわかるんだけど、

「滅私奉公なんて封建的」という感覚は、私が思うに、

今の若者よりも、昔の人達が感じることじゃないのかなあ。

それこそ、戦前戦中を知ってて、戦後に像が取り壊されたことを覚えてる世代とか。

そもそも滅私奉公なんて言葉自体、

今の若者は聞いたこともなければ、意味もわからないと思うし。

 

私が若いときは、少し上の世代が、

やたらとアーバンでスマートな生活を望んでいたし(バブル世代とか)、

みんな恋愛・結婚には熱狂的で、「永遠の対」を見つけたいという欲望が半端なく、

やたらめったらいろんなことを考えて相手を精査してたし。

なんか「女性の自立」みたいなことにもうるさい世代だった。

意外にその影響をモロに受けていて、

自分自身はそこまで自立とかに関心がなくても、

なんとなくそういうことを見聞きすることが多くて、

いやでも影響を受けざるを得なかった。

だからそういうもんじゃないのかな?

自分がどういう考えかというのとは別に、時代とか、上の世代の価値観に左右されてしまう部分もあるというか。

だってさ、元々から何かを「古臭い」と思う感覚が、人間に備わっているわけじゃないし、

寝た子を起こさなければ、差別が存在していることすら意外と気づかないのだから。

 

今の若者が、全てを「古臭い」「昭和世代わけわかんねえ」と言っているとしたら、

周囲にいる大人が言ってて、その受け売りなんじゃないの。

古臭い感じがするものを忌み嫌ってる大人が多いというか。

私らの世代って、60’sブームもあったし、

割と古いものへのリスペクトが強いんですよ。

むしろ面白がって古い物を評価してたし、

何々のパイオニア、というのを尊敬してたし。

というかさ、子供の頃から60年代のカルチャーなんか全く知らないわけだから、

古臭いと感じるよりもむしろ、そういうものを発掘するのは新鮮ですごく楽しかった。

ガロ系のマンガとか、5~60年代の音楽とかね。

ほんとかっこいいと今でも思うし。

まぁそれは、私の周囲の文化系の人達だけかもしれませんが。。。

 

最近では、野口英世の伝記とかは誰も読まないのかもしれないけど、

私の世代は、図書館にすごい置いてあったし、授業で取り上げられたりもしたので、

本好きな人は割と読んでるんじゃないのかなあ。

それと同じようなくくりで二宮金次郎もいたんで、

戦時中に利用されて学校に像が建てられたとか、そんなこと全然知らないもん。。